施工例 地震被害のあった土蔵を解体し、砕石を入れて駐車スペースへ
白山市での施工例です。
壁の崩落した土蔵の解体
地震により厚み30㎝以上の壁が崩落し、木造の車庫の屋根に落下していました。写真では分かりにくいですが、車庫の梁材が衝撃で折れてしまっている状況でした。
まず先に潰れてしまわないよう梁材に補強をして、屋根に落ちた土蔵の壁の残骸から撤去です。
車庫も土蔵も母屋と繋がっていて、前面道路は狭い上にバスが通ります。その為、今回は手壊しでの解体になります。
3方足場を組み、土蔵の土壁は粒子が細かい為に貼るシートも通常のメッシュシートではなく、粒子が通過しない白シート(防炎シート)で覆いました。
屋根は瓦、石板、土、木板と4層、壁は板金、土、石板と3層になっていて、厚みは30㎝以上あります。
上屋の解体後
上屋の解体も終わり、基礎石を撤去して砕石を入れます。土蔵への入口部分や車庫と繋がっていた箇所の補修も必要です。
工事完了
砕石敷きと外壁の補修も完了です。駐車場が無い住宅でしたが、ゆったり3台分の駐車場完成です。
お客様の声
離れて住んでいいるために連絡が難しい中、迅速に対応してもらえて助かりました。いざ土蔵が無くなるとすっきりと広々して帰省の際には車も停めれるようになって良かったです。何年か先に母屋を解体して売却しようか貸家にしようか考えていますが、その時はまた宜しくお願いします。