解体工事を考えたら…金沢市近郊

解体工事を検討する場面には様々な目的があります。「現在お住まいの建物を建て替える」「更地として売却の為」「相続した家が老朽化した放置空き家」「子供が大きくなり庭や建物の一部を駐車場に変えたい」細かな理由をあげると千差万別です。

これまで解体工事や撤去が必要な場面では解体後の目的によって建築会社さんや不動産会社さんへ一括でお願いしています。よく知った業者の担当者さんがいらっしゃる方は一度「解体工事は別に直接解体業者さんへお願いしてみようと思います!」あまりいい顔をされる担当者さんは居ないはずです。

どんな工事も基本的には直接発注が安い

建物の新築や改修では多くの職種の業者が関わります、施主さんが自身ですべての業者と打ち合わせなどを行うには時間も知識もありません。そのすべてを代わりに一括でしてくれるのが建築会社さんです、各業者さんとの打ち合わせや調整と手間が掛かる分手数料が乗っています。新築工事や改修工事など多くの工程に業種が関わる工事はお任せするのが一番だと思います、ですが単独工事である家屋の全壊工事は直接業者へ発注するほうが手数料分わかりやすく安く済みます。

例として 解体業者の見積額が150万円だったとします、通常建築会社から示される解体工事費は10%~25%乗せて166万円~200万円になって提示されています。

これまでの解体業者のイメージであったり社会習慣的にも解体工事を直接解体業者へ依頼する発想はあまり無いのだと感じます。ですが今は少しネットで調べるとテレビCMを流している大手の業者から私のような小さな業者までたくさんの業者が表示されます。その中でせめて2~3社程度は見積もりをしてもらって金額や内容と来られた方の印象などを比較して決められるのをお勧めします。※見積もりが有料なんて業者は断りましょう。

直接解体工事業者へ依頼する場合の注意点

・まずはホームページの確認をしましょう、ホームページの無い業者さんはやはり心配です。
・ここに相談してみようかって思う業者を何社か見つけたらTELしてみて対応を確認してみます。
・感じが良ければ見積もりをお願いしてみて実際に立ち合いをして希望する内容を伝え、不安なことは聞いてみてください。その上で容姿や態度などをしっかりと見ておきましょう。
・何社かの見積もりが揃ったら項目内容とその数、金額を比較してみてください。※坪数×単価、足場養生、重機回送費、諸経費みたいなざっくりした内訳の見積もりは注意が必要です。工事が始まってからこの項目は入っているいないで揉めることが多いです、最悪追加費用として請求されてしまいます。なるべく細かく内訳をしてくれていると見積もり内容の範囲が明確になりますし、記載のないことは確認も出来ます。
・ここにお願いしようと思う業者さんが決まったら契約書を交わしましょう。その際に金額だけではなく工期の記載、損害が出た場合の対応、予期出来ない物(地中埋設物等)が発見された場合の対応などきちんと記載されているかの確認は必ず行い抜けていれば作り直してもらうようにしましょう。

・キラーワード *1「石綿の事前調査はどのようにされますか?その調査票は見せてください」*2「産業廃棄物管理票(マニフェスト)を見せてくださいね」

*1 石綿の事前調査 解体や撤去が必要となる工事では義務化されている作業です。万が一この工事では必要ありませんなどと言う業者だった場合やあやふやな説明をされた場合はキャンセルしたほうが良いです、ご自身の家の解体工事で不法行為や不法投棄になりかねません。
*2 産業廃棄物管理票 俗にマニフェストと呼ばれている産廃を処理する場合に必ず必要なものです。この管理票によって産廃が誰の手によってどこの処分場に運ばれどのように処理が成されたのかを管理しています。この票が無いということは不法投棄と同義です。

きちんとした業者に発注すれば皆が満足

きちんとした業者への発注が出来れば施主さんも安く工事が済み満足、業者も直接発注してもらえることで無理な工事単価で無理な工事をしなくても済み満足、世間では作る方の費用には納得されますが壊す方には少しでも費用を掛けたくないとの考えが多いです。残るものに費用を使いたい無くなる手間に使いたくない気持ちもわかりますが実際は手数料抜く分を無理に値引されていたり、そのせいで無理な工程や手間を省く雑な工事に繋がってしまうなど誰も満足しない後悔する工事もたくさんあります。

これから先の解体工事は良い業者へ直接発注し、関わりあう人がみんな満足するそのようになっていくべきだと思います。その為にも悪い業者に騙されないような情報の発信と私自身と弊社の成長を促進しこの地域にお住いの多くの方にとって安心安全満足の解体工事を整備していきたいと思います。

解体工事のまとめ 当社PRも

解体工事を考えたら…と題し「業者へ直接発注で費用を安く」「直接業者へ発注する注意点」「良い業者へ頼めばみんなが満足の工事が実現」の話をしてきました。原則どんな工事や業務も直接業者さんへ頼めば安いです、稀にいる悪い業者には注意が必要ですが…。弊社ではこの直接業者へ発注する動きを促進していくためにホームページでも記事を上げています。直接業者へ発注することは業界で働く若い世代の雇用の安定や希望に繋がります、人手不足の中値切られた価格での工事では待遇の改善は期待できません。

解体工事を考える様々な方の要望に応えられるように弊社は解体工事業に不動産業の許可も取得しています、解体業と不動産業は多くの場面で繋がっています、解体×売却や購入時×解体などそんな時に一括でお応えし両方専門業者へ発注の形になり更に全体的な費用も抑えることが可能です。施主さんにはトータル費用を安く抑え、売却や購入までの打ち合わせ手間も省け、業者としては適正な価格で工事が行えます。一度ではなく今後住まいの些細な困りごとでも相談していただけるそんな関係構築の入口になればとサイト運営しています。

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