空家の解体

お問合せが有った物件のお話です。

今回頂いたお問い合わせは空家の解体についてでした。ここ数年大きな問題になっていますよね。実家が空家になっていて売却する為に解体したい、空家になったまま老朽化して危ないので解体したい、遠方にお住いの為空家を管理出来ないので解体したい等よくお聞きします。

今回お問合せ頂いた物件は、ご自身は遠方にお住まいの為管理出来ず解体したい、出来れば貸駐車場にしたいとのお話でした。金沢市内の中心に近く道幅も狭く、隣家と屋根が重なり合うような状況でした。工事の方法は、大きな重機が入れない道幅ですのでミニ重機を使用します、ミニ重機では届かない高さの場所は全て手作業による解体になります。養生の足場工事も屋根の端部を先に解体してからでないと組むことが出来ません。植栽も数本根株から撤去します。解体後、駐車場に使用するための施工は100㎡程あり用途面、費用面からアスファルトの舗装工事になりました。また、前面道路を使用して解体作業、廃材の搬出をするため道路使用許可の申請も必要です。

今回の物件は上記のような状況でしたから、手壊し解体の得意な業者を選び、現地で工事の進め方と必要な工事の確認を打ち合わせして見積りのお願いをしました。遠方にお住いの施主様の為事前に工事内容の希望と解体後の利用方法等お聞きし、現場打合せは私と解体業者、舗装業者で行いました。

今回の解体工事の内容のお見積りはこのような感じです。

空家の解体工事に関する助成金について、空家のまま老朽化が進み倒壊の危険がある建物が増え大きな問題になっており助成金を出している自治体が多いです、しかし助成を受ける条件は少し厳しいようです。金沢市では「危険空き家の解体(除却)に関する補助制度」で、管理されずに放置され、地域の課題となっている危険な空き家の解体を促進するため、所有者が自ら行う空き家の解体(除却)工事に係る費用の一部を補助してくれるものです。補助を受けられる対象が、市の現地調査により危険老朽空き家と判定された個人所有の空き家の解体(除却)の工事費用の1/2(上限50万円)となっています。

工事の内容や状況とそれに合わせた業者選び、助成金申請を上手に活用して費用を抑えた解体工事をしましょう。

石川県内の解体工事では、物件の状況に合わせた優良業者選定と最適な工事内容、助成金等のアドバイスはお任せ下さい。

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